導引養生功シリーズ
導引養生功『九九長寿法』
P.28
陰陽太極図は、導引養生功を学ぶ私達にとってとても馴染み深いものですね。本書の中でも、このマークをよく見かけます。
この太極図は森羅万象、全てのものが陰と陽の要素によって成り立つと言う考え方から来ていて、玉松老師が最も大事に伝えています『呼吸』も陰陽で成り立つ事が理解出来ます。数字においても奇数の数字は、「陽」を表すことから縁起がいい数字だとされてきました。この28ページには重陽の節句の事、数字の9についても書かれていますので是非お読み下さい。
中国では漢の時代(紀元前200年頃)より、重陽の節句を正式な行事として定められました。
陽数の9が重なる日は特に縁起の良い日だとされています。当時は盛大な行事が執り行われ、2、3日続いたといわれていました。そして中国では、菊を薬用として多く栽培されていた様です。重陽の節句になると、菊の香りを移した菊酒を飲み、健康や長寿を祝っていたとされています。導引も既にこの頃は広がっていましたので、祝いながら練功していたと思うと楽しくなります。
また重陽の節句は3月3日、雛祭りからの繋がりがあり、9月9日、重陽の節句は大人の雛祭りとして祝う習慣もあるそうです。女の人の一生の幸せを祝う素敵な行事ですね。
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導引養生功が選ばれる3つの理由の中で、reason03「学ぶのが楽しい!!」の功法音楽でも九九長寿法の曲が紹介されています。ーーー 養生功の曲は本当に美しいですね。ーーー